「おはようございます。・・・・・・・・・マヨネーズ副長」


の予想通り案の定土方は固まった。

「あのっすね、これには深い理由が御座いまして・・・・」

直角に頭を下げたを見て土方は面倒臭そうに溜息を吐いた。

「どうせ総悟の仕業だろ」

「まぁ、そうですね早い話が」



最初はは山崎とミントンをしていた。

二人の朝の日課とも言う。

大体いつも負けた方が団子だのアイスだのお菓子を奢るのが約束で。

今日はが勝ったがそれを見ていた沖田が「オレとも勝負してくだせェ」とに挑戦状を叩きつけたのが先程。

見事は沖田に完敗を期したのだ。

追い討ちをかけるように「罰ゲームでさァ」と提案したのが【副長を一日「マヨネーズ」と呼べ】だった。



「で、律儀にそれを守ってるってか」

「刃先向けられて脅されれば誰だって命は欲しいですよマヨネーズ副長」

「つーか、副長って別に言んでも会話は出来るだろうが」

「いえいえそんな無礼で無粋な事あたしには出来ませんよマヨネーズ副長」

「・・・・テメェ、ワザとか」

「まさか!わたしの目を見てくださいよ、ホラホラ!恐怖に怯える目ですよマヨネーズ副長!」

「やっぱワザとだろ!」

沖田の策略奥深し。









22-06.2006